購入して5,000kmを超えました!というわけで、オイル交換へのチャレンジです。初めてのまともな整備となります。
オイル、オイルフィルタ等
まずはオイルですね。これ、ディーゼルで5W-30であればモノタロウでもなんでも良いのかと思っていました。で、購入したワン・オーナーさんに聞いたら、「MB.229.51」のモノを使った方が良いとのこと。なので、これに対応する銘柄を選択しました。
今回はお安いものを選択。まぁ、ポルシェとかと違ってのんびり走る車なので、あまりこだわらなくても良いかと(苦笑)
オイルフィルタはMANN HU821xを選択。こちらはモノタロウで安く売ってました。
後必要なのは、ドレインボルトのワッシャー、フィルターレンチです。
フィルターレンチは今まではナイロンバンド方式やカム構造で挟み込む形式のものを使っていました。要はオイルフィルタを外して破棄するタイプのレンチです。
Gクラスのオイルフィルターは中身だけ交換する方式。なので、きちんとしたフィルターレンチが必要となります。
これ、84mm-14角のレンチが必要となります。
まぁ、樹脂製品を外すし、トルクも25Nm程度なので中華製でも良かったのですが、早めに欲しかったので国内で調達しました。
エンジンカバーを外す
そもそもエンジンフードですが、これを外すレバーはなんと助手席側なのですね。まぁ、左ハンドルだからわからないでもないですが、ちょっと面倒。
フード自体はラチェット構造で引っ掛かるようになってますので、真ん中よりちょっと左側のレバーを押しながら持ち上げる。フード自体も結構重いです。最初何かまだ引っ掛かっているのかと思ったら単に重かった…というわけ。
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開けるとこのエンジンガードが見えます。
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左のつまみがオイル口、
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右の方のガードの下にオイルフィルタが見えます。
このフードを外すには、手前の蛇腹部分の根元部分を外し、全体を持ち上げます。
割れるとシャレにならないので、一応慎重に持ち上げました。全部で4か所ではまっている様子。
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外すとこんな感じです。
オイルフィルタの奥は何なんでしょうね?なにやら注入口みたいなのがある。
手前のピンクの液体が入っているのはラジエータのリザーブタンクだと思います。これ、左側にもあるのですね。
オイルドレイン
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オイルドレインはここ。Gクラスの場合はジャッキアップしなくても十分に作業できます。
前から潜り込んで前輪のシャフトの前部分です。車の左側の方ですね。
なにやら邪魔のモノがあります。どうやらクーリングパイプと言われるもののようです。これは取り外しできない様子。結構邪魔です。
ちなみにボルト頭は13mm。このクーリングパイプが邪魔なので、ソケットは入らないです。
オイル排出!
アンダーガードを外した方が良いという記事も見ました。確かに外した方が作業性はよさそうですが、オイルが垂れるという点ではアンダーガードがあっても真下にドレインパンを置けば大丈夫そうです。
ですが、そのままだとオイルまみれになりそう。
というわけで、手元にあった透明シート(これ、車のドアの内側に入れる防水用のシート。結構厚めです。)を切って養生しました。シャフトとアンダーガード、そしてクーリングパイプをこれでカバーします。(写真撮り忘れた!)
これであればそう汚すことなくオイル排出できます。
一応、念のためドレインパンの下にさらにウレタンゴムのトレイを敷いています。
結構な量が出ます。8Lは行きますので、大きめのドレインパンが必要ですね。
オイルフィルタ交換
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オイルフィルタレンチはこういうやつです。
また、写真をよく見ると気が付くと思いますが、フィルターカバーとエンジンにピンクの合いマークがついています。要は、締め付けるとき、ここに合わせれば適正トルクになるということですね。(ついてなければ外す前にマーキングしておくと良いかも)
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取り外したところ。ピンクのマークが見えますね。フィルターはかなり汚れています。
元は黄色いのです。
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今回使ったフィルターはこちら。フィルタとOリング、ゴムパッキンがセットになっています。
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Oリングはこの部分ですね。交換します。
あとはゴムパッキンを収めて25Nmで締め付けます。トルクレンチで念のため締めましたが、ピンクの合いマークでぴったりでした。
#実は一度失敗しています。ゴムパッキンなのですが、勝手にネジの根元にはめ込んで押さえるものと勘違いしていました。これで締め付けると、エンジンかけたときにオイルが噴出します。実際にオイルまみれになってしまいました。💦。 ネジ部分をよく見るとわかるのですが、ゴムパッキンを入れる溝がちゃんとあります。ここに収めて、取り付け側の側面で押さえるのが正しいやり方です。)
オイル注入⇒完了
後はオイルを入れていけば終わりです。
オイル注入口ですが入り口部分に格子があるのでオイルジョッキの先が入りません。なので注意しながらの注入ですね。
8Lくらい入れてから、ゲージで確認しながらの作業となります。
この辺になると診断機が欲しくなりますね。オイル残量とかアドブルー残量とかもわかるみたいです。