ラゲッジボード自作

皆さんのゲレンデを見ると、荷室にラゲッジボードを付けている方が多いです。確かに収納力はありますが、縦に長いので棚があった方が良いですね。
ですが、買うと高い!
というわけで、自作します。

設計

まずは設計からです。
サイトでいろいろと探し回ります。
ある程度の情報は得られますが、やはりというか実測が一番のようです。

ある程度測り、段ボールで型紙を作り、実車と調整。その結果書き上げた図面がこれです。

(実際には手描き図面ですが、このために清書しました!)
右に切り込みが入ります。これ1枚は1450mm、もう1枚は1500mmとなります。

今回は座席を倒した状態で、ラゲッジボードが面一になるようにしたいと思います。その場合、タイヤハウスに70mmほどの高さの土台が必要となり、さらに前側のボードの支えとして290mmほどの支柱的なものが必要となります。

部材調達!

部材ですが、まず板に関しては25mmほどの合板を使うこととします。
長さが1465mmなので1800X900mmの板をカットしてもらいます。
自分でもできますが、長手方法はカットしてもらう方が楽ですね。
近所のジョイフル本田印西店では1カット50円!。こうなると頼んだ方が楽です。

あと、支柱ですが、これは建築土台に使う「束」を流用することにしました。

こんなやつです。
木で作っても良いのですが、これなら長さ調整できるので。

あとは
・薄いウレタンフォーム
・合皮シート
・発泡スチロールブロック
を購入。

製作


切ってもらったボードがこれです。

切りかけ部分(これは社内の出っ張り部分のためのへこみ)はジグソーでカットしました。
きれいに角をサンディングして…

試しに車内に置いてみると、サイズはぴったり。(そりゃそうでないと困ります。)

2枚重ねてみました。

再度きれいに角を丸めます。車内部を傷めたくないので。

ウレタンフォームをかぶせます。ずれないように木工用ボンドで貼ってます。

その上から合皮で巻いていきます。

少し引っ張り伸ばしながらタッカーで裏側で固定。
出隅部分は良いのですが、入隅部分(切り込み入れた部分)が少々難航。
1枚別に取り付けて、その外側を巻くようにしました。

ウレタンフォームを入れているので、若干柔らかな感じに仕上がりました。

タイヤハウス側の支えとする発泡スチロールブロックです。これは100均で購入。
今回、この発泡スチロールをカットするために、こんな秘密兵器を導入しました。
発泡スチロールカッターです。
普通はニクロム線ですが、これはハンダゴテタイプ。
これなら、サイズ関係なしに切り出せます。
今まで、発泡スチロールの処分のとき、手で割ったりしていたんですね。これだと発泡スチロールのツブツブが飛び散ることも。こいつでやればきれいに切れます。

発泡スチロールブロックを高さ70mmになるようにカットします。

取り付け!

まぁ、部材をほとんどそろえてからの作業だったので、出来上がるまではあっという間でした。

乗せるとこんな感じになります。(すみません、ラゲッジルームの下側がごちゃごちゃしてます。)

きれいに収まっていると思います。
合皮の質感も悪くはないです。

重ねるとこんな感じ。(この写真も少々お見苦しいですが・・・)

買うと4~5万円します。作ると、1万円しないですね。

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